ロマンチックな愛憎劇なところよりも・・・。
藤本ひとみ氏の本は好きで、たくさん読みましたが。とくに好きな小説のひとつ。もちろん、歴史小説としても少女小説としてもかなり高い水準。 それと天才とは何か? というかなり私としては不思議なテーマが根底にあって、そこがとっても藤本ひとみ氏らしいと思ってます。 アンジェラの女性としてのひたむきな恋心にもかなりひかれますが。 いつも異常とも思えるほどの天才についてのこだわりが、とっても魅力的な作家さんだといつも思ってます。 それとテーマは青春なのかも?
発想が面白い
架空の人物であろうレオーネを動かして、 陰謀渦巻くルネサンスの花の都フィレンツェと、 危うい政治の均衡の上に、燦然と輝くメディチ家を描いている。 組み立てられた人物の心理描写が、上手い。 アンジェラのジュリアーノへの恋心が ストーりーの中心にあるので、 少女小説と歴史小説の不思議な融合といった感じがする。 なお、後書きを書いたドイツ文学者は おそらく本編を読んでいないのではないかと思う。 内容に齟齬がある。
ルネサンスが身近に
藤本ひとみの作品を読むのは2作目だったが、ロレンツォ、ジュリアーノという名前を聞いたことがある二人がこの作品ですごく身近になった。またこの時代の著名な人物たちが単なる名前だけの人でなく、人柄までわかったような気になった。 イタリアの歴史小説?を描くのを得意とする塩野七生とはちょっと毛色が異なる感じだが、楽しめた。 主人公アンジェラのジュリアーノへの想いが切ない!
感動しました…。
藤本ひとみさんの本は結構好きで読んでたんですけど、この“逆光のメディチ”はかなりお気に入りです。主役のジュリアーノとロレンツォのたくましく生きていこうとする姿にすごく感動させられました!!
新潮社
ノストラダムスと王妃〈下〉 (集英社文庫) ノストラダムスと王妃〈上〉 (集英社文庫) 聖戦ヴァンデ〈上〉 (角川文庫) 皇帝を惑わせた女たち (角川文庫) 侯爵サド夫人 (文春文庫)
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