クレバーで理性的な吉備真備
メイン部分の謎はオカルティックなものだが、それ以外の部分が 基本的に「科学」の視点で描かれていることが意外であり、また とても楽しめた。 膨大な資料に裏付けされているのであろう時代背景の描写は 綿密で、時代小説の楽しさを味合わせてくれると同時に 知識の少ない読者としては流されそうにもなったが、 主人公に配された吉備真備の考え方が現代的で理性的なためか スムースに読めました。 吉備真備の相棒役として配される少女の明るいキャラクターと 設定も魅力的で、楽しいですよ。 この時代背景に興味のある人なら、老若男女楽しめそうな本だと 思いました。
学習研究社
吉備真備の世界 (岡山文庫) 日本書紀〈上〉 (講談社学術文庫)
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